かみ合わせのずれから顎関節症に
あごが痛い。口を大きくあけると痛い。片側のみの頭痛。このような症状はかみ合わせのずれから起こることがあります。かみ合わせはのずれは体の正中や姿勢を悪くし、肩こりや頭痛を起こしたり、顎関節症の原因になったりします。
顎関節症は、ひどくなると、口をおおきく開けれなくなったり、口を開けるといたいなどの症状をおこします。ひどくなる前に、かみ合わせのずれを発見し、早期にずれを直すことがが必要になってきます。
当院では、「K-7システム」というコンピューターで 噛み合わせのずれを的確に調べ、治療に役立てています。本来あるべきかみ合わせと今のかみ合わせに大きなズレがある場合にはオーソシス(マウスピース)を作製し、正しいかみ合わせにして、かみ合わせが原因の痛みや不快感を取り除いていきます。
K-7システム
検査費用 ¥30,000円(税別)
かみ合わせのずれは、歯型だけではわからず、顎の正しい位置がわかってこそ、かみ合わせのずれがどの程度かがわかります。
かみ合わせのずれは、顎の位置のずれによって生じ、顎のずれは、顎の筋肉や顎の関節に相当なダメージを与えている場合が多いのです。そのため当院では、顎を動かす筋肉の筋電図を取り、顎を動かす筋肉が正常なのかどうかを調べます。
また、顎の動きを3次元的に調べ、顎の運動やそのスピードなどを調べ、診断に用います。費用はかかりますが、診断に正確さを付け加えてくれます。
オーソシス
費用 ¥100,000円(税別)
K-7にて調べた正しいかみあわせを再現するためにオーソシスというマウスピースを装着し、正しいかみあわせにしていくため顎の筋肉、関節を調整していきます。
マイオモニター
K-7システムの審査では、顎の筋肉のこりを取り除くため、低周波の電気装置(マイオモニター)を40分以上用います。これによりかみ合わせのずれのため生じていた顎の筋肉のずれを矯正し、本来の顎の動きを再現し、治療に用います。
センサーアレイ
センサーアレイを装着し、コンピューターで顎の動きを解析します。顎の動きは 人それぞれ違う動きをします。
正常なのか、異常なのか。顎の動きを調べる必要があります。K-7システムでは、1ミリ単位で測定可能です。
治療例
症例1
K-7にて正しい顎の位置を調べ、その位置に顎がくるようにマウスピースを装着しています。上と下の歯の中心がそろったのがわかります。それだけ顎は左にずれて噛んでいたわけです。